3.1 C
Tokyo
2.8 C
Osaka
2025 / 12 / 26 金曜日
ログイン
English
トップニュース百貨店初のスイーツ移動販売 関西地区からスタート 阪急百貨店

百貨店初のスイーツ移動販売 関西地区からスタート 阪急百貨店

阪急阪神百貨店は7月14日から、新事業「走るデパ地下 阪急のスイーツ移動販売」を本格始動した。健康や時間、距離などの制約があり、百貨店に行きたくても行けない消費者に向けて、百貨店の人気スイーツを提供する。

移動販売車では、NBメーカーとコラボレートした阪急のオンリーワンブランドの商品ほか、洋菓子や和菓子など30ブランド・50SKUを基本に、地方物産展やバレンタインイベントなど、百貨店の催事と連動した限定商品も搭載。1品当たりの価格は400~500円となり、客単価2千円を見込む。

主なターゲットは、オフィスや工場、病院、介護施設、大型マンション、大学など勤務地や居住地。リアル店舗やEC事業では拾いきれない、少数だが無数に点在する第3のマイクロマーケットを狙う。昨年5月から試験運行を実施したところ、スイーツの要望が高かったことから嗜好品に限定した。豊富な品揃えと、百貨店品質の上質で選ぶ楽しさを演出する。

7月のスタート時は移動販売車5台で展開。1台当たりのスタッフは2名体制で、ほぼ毎日の営業。販売エリアは京阪神を中心とする関西圏150箇所、各箇所に月1~2回巡回する。なお出張サービス料を距離によって換算し、1会計当たり25㎞110円、50㎞149円、100㎞198円(税込)。会計は現金、クレジットカード、電子マネーなどが利用可能で、阪急阪神グループの共通ポイント「Sポイント」も使える。

23年度(2024年3月)中に、販売箇所を400にまで拡大して、初年度の販売2億円を目指す。25年度からフランチャイズ企業を募集、26年度からFC本格展開を始め、5社・100台を目標に全国で広げていきたい考えだ。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。