三井食品は、新オリジナルブランド「にっぽん元気マーケット」を立ち上げた。先週、東京ビッグサイトで開かれた「三井食品フードショー」で今秋発売の新商品4シリーズを披露した。
「にっぽん元気マーケット」は、「地域を元気に、人を元気に、明日を元気に」をコンセプトに、日本の各地域に根付くおいしいものを全国に広げる新ブランド。三井食品では東日本大震災からの復興を目的に、12年から東北エリアのメーカーや地域の魅力ある商材を発信するプロジェクト「にっぽん元気マーケット」をスタートし、現在では日本全国にエリアを拡大してきた。同プロジェクトを通じて続けてきた地域との取り組みを、今回新たに商品ブランドとして展開する。
第一弾として、北海道産の魚(鮭・真ほっけ)を使った炊き込みご飯の素「魚の美味しさまるごとめしあがれ」(鮭/税別想定売価530円、真ほっけ/同420円)、水戻し不要の調理用乾燥野菜「国産野菜ぎゅぎゅっとミックス」(ミートソースの具/ハンバーグの具、グラタンの具、各3~4人前/同408円)、国産果実を使用した「飲むお酢(広島レモン・青森りんご)」(360㎖瓶/5倍希釈、同408円)、拡大傾向にあるふりかけ海苔カテゴリーで「瀬戸内海産やみつきのり」(40g/袋、同398円)を発売。
「三井食品フードショー」では、「にっぽん元気マーケット」コーナーを設置し、試食も交えながら新商品をアピール。小売業バイヤーの注目を集めていた。