春夏に好適な三井農林の新商品「日東紅茶 至福のとろける白桃&黄金桃」(8本入り)は8月前後に消費拡大が見込めそうだ。
同商品は、果汁本来の香味を再現する「日東紅茶プレミアムスティック」の「至福シリーズ」第三弾。国産の白桃と黄金桃の2種類の粉末果汁を使用している。
同社によると、特に黄金桃は近年贈答用として人気が高まり非常に注目を集めている品種だという。
企画本部商品企画・マーケティング部商品企画室の宮尾浩司氏は「黄金桃は物凄くおいしい果物で、一玉3000円以上で取り扱っているお店もある。黄金桃の認知度は低いが、生果の出荷に伴いGoogleトレンドが8月以降一気に上昇した」と説明する。
同商品で「至福シリーズ」全体の販売も押し上げていく考え。
「インスタント需要が減少する春夏に、冷たい水にサッと溶けるパウダーを提案していく」と語る。
「至福シリーズ」の「至福のシャインマスカット」と「至福のさくらんぼ」の既存商品については「当社の発売予測よりも、かなり順調に推移している」と述べる。