プラントベースの失敗作が… ごぼうからチョコ風素材

あじかんは、ごぼうを原料とする、チョコレート風の食品素材を新たに開発した。MelBurd(メルバード)と名付け、特許・商標を出願中。11月からクラウドファンディングサイトのマクアケで先行販売を始める。

今回は焙煎ごぼうの研究を続ける中で、油脂との混合品がチョコレートに似た風味を持つことを発見。市販のチョコレートから検出した10種類の香気成分のうち、8種類が共通することが分かった。100回以上の試作を繰り返し、後味や香り、口どけを追求し完成度を高めた。

栄養面では、ごぼう由来のイヌリンやポリフェノールを豊富に含む。アイスクリームやケーキなどへの活用も視野に入れる。開発担当者は「もともとはプラントベースフードを開発中に生まれた失敗作。チョコレートっぽい風味を感じたので、粒子を限りなく小さくし、口どけを再現した。『ごぼうでここまでできるのか』と驚いてもらえれば」と話している。

同社は2010年に、ごぼう茶の通信販売を開始。その後、ドラッグストアなどへ販路を広げ、23年2月期の売上高(ヘルスフード部門)はコロナ特需の反動も見られるが35億円規模となっている。

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