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西友 生鮮・惣菜 おいしさを追求 「食品スーパーNo.1目指す」

西友は、味と品質を徹底的に追求し、生鮮・総菜の大幅な商品力アップを推進している。その一環で3月から順次、新プライベートブランド「食の幸」を導入、先行した青果・畜産・水産の各部門とも出足は好調だ。陣頭指揮を執るのは田島鉄郎執行役員商品物流本部長。「2025年までに『食品スーパーで№1』を目指している。キーワードは『価値の創造』。おいしさでお客様にリピートしていただけるよう、品揃えや売場を改革していく」と意気込む。

本紙などが加盟する流通報道記者会との懇談会で明らかにした。田島執行役員は、住友商事SCOA農水産部門、住商フーズ社長などを経て昨年11月に西友入社。「お客様のニーズに応えるにはどうしていくべきか社内で意見交換を重ねてきた。まずは生鮮・総菜において、われわれが取り扱う全商品を試食などで検証し、おいしさにこだわった品揃えを目指している」(田島氏)。

田島執行役員商品物流本部長(西友)
田島執行役員商品物流本部長(西友)

並行して、新PB「食の幸」を中心に差別化商品の開発に注力する。目利きのバイヤーが生産・製造の現場に直接足を運んで確認し、おいしさに自信を持って紹介できる商品を選定。生鮮3部門(青果・畜産・水産)で先行し、第1弾で25品目を投入、5月末時点で60品目に増やした。

おいしさと適量を兼ね備えた「三つ星スイートバナナ3本」169円(税別、以下同)、トマト名人が甘さを引き出した「美トマト(1パック)」380円、標高2千m以上の高原でのびのびと育った「ハイランドポーク メキシコ産 豚肉ロース生姜焼・豚丼用」129円(100g)、飼料からこだわった「岩手県産 みちのく鶏もも肉切込み(1パック・200g)」420円、厳選素材を甘塩に仕上げた「真たら(甘塩味・解凍)」239円(100g)、持続可能性に配慮し養殖された「生アトランティックサーモン(刺身用・養殖)背部位」499円(100g)などが好評だ。

順調に売上を伸ばしており、当面は青果で約20%、畜産で約25%、水産で約20%の構成比を目指す。今後は総菜のラインアップも強化。6月中旬から外食店品質の「熟成うまリッチポークのロースカツ」、8月下旬から濃厚な旨味の「ふっくらジューシーカキフライ」を投入する。

田島氏は「開発にあたっては40~50人で試食し、おいしさを総合的に判断している。リピートを獲得するため値ごろ感も重視。ワンランク上の品質でありながら、一般的な商品に近い価格帯に設定した。ブランドとして統一感のあるコミュニケーションを展開し、生活者にこだわりを伝えていきたい」と話す。

一方、売場と売り方の進化も図っている。「(従来はEDLP主体だったが)メーカーとも協業して賑わいのある売場を演出。試食販売を再開しており、店頭でお客様に喜んでいただけるイベントを積極的に実施している」(田島氏)。

すでにゼスプリ社とキウイのタイアップキャンペーン、カゴメ社と「トマトフェア」、米国食肉輸出連合会(USMEF)と“驚き価格”の訴求、「さかなの日」を中心にした売り出しなどを実践。今後も継続的に実施する方針だ。

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