えがお 食品事業を立ち上げ CJ FOODS JAPANと提携

健康食品メーカーのえがおはこのほど、新たに食品事業を立ち上げ、食品販売サービス「OICTO(おいしいと)」を開始した。取り扱い商品として、同社の代表的商品である黒酢を用いた食品や調味料、発酵酢ドリンク、全粒穀物食品のほか、JA熊本果実連とタイアップし同県産の果物を使用した果汁100%ジュース、冷凍品の本格韓国料理などを揃えた。

食品事業の創設と同時にCJ FOODS JAPANとのアライアンス契約も発表。えがおの食品事業立ち上げにともない新市場を創出するためにCJ FOODSの持つ商品力、開発力をOICTOとのシナジーにつなげる。えがおのEC販売基盤を通じて発酵酢ドリンク「美酢」や韓国料理ブランド「bibigo」を販売するほか、新商品の共同開発も行う。 

当初販売する商品は5つのカテゴリーから18品。えがおならではの厳選した食品を取り揃えた。33年にわたる黒酢や鮫肝油などの販売で築いた顧客基盤をベースに、今後もさらなるパートナー開拓も進める考えだ。
 
えがおの原田泳幸CEOは「サプリメントは当社の柱であり優先順位がトップであることに変わりはない。ただ顧客拡大、事業ポートフォリオ、シナジーを考えると食品事業は非常に重要な事業になる可能性がある。3年後には黒酢や鮫肝油と同等の規模の事業にしたい」と意欲をみせている。