HARIOコーヒーアイテムをリブランディング

 HARIO(ハリオ)社は、コーヒー関連商品のさらなるシェア拡大を目指してコーヒーアイテムのリブランディングに踏み切った。

 コーヒーアイテムを「V60ブランド」と「マスターブランド」に分け、パッケージを刷新。それぞれが持つ特長や魅力を明確にしてブランド力を高めていく。

 「V60ブランド」の起源はドリッパーにある。ペーパーフィルターでネルドリップの味を手軽に再現できるようにとの思いから開発され、円すい形ドリッパーのVの字の角度が60度であることから「V60」と名付けられた。

 「大きなひとつ穴とスパイラルリブが特長で、素早く注げばすっきりした味、ゆっくり注ぐとコク深い味といった具合に、抽出速度で味の変化がつけやすいのがポイント」(ハリオ社)とし、パッケージとともに刷新された「V」のアイコンでは、左側で精緻なモノづくり(器具)、右側で自由な抽出(味)を表現している。

左から「V60ブランド」のケトル、ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルター - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
左から「V60ブランド」のケトル、ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルター

 配色にもこだわり、ケトルは水をイメージするブルー、ドリッパーとサーバーはコーヒーをイメージするオレンジ、ペーパーフィルターは森をイメージするグリーンを採用した。

 一方、「マスターブランド」は、コーポレートカラーをメインとしたデザインで、正面と背面の白い部分はHARIOの「H」とガラスの透明感をイメージしている。