創業348年を誇る佃煮の老舗、酒悦(本社・東京、村上修社長)は、液体調味料「酒悦 佃煮の素」を20日から全国発売する。
「老舗の味を家庭で」という新しい切り口の商品。濃口醤油をベースに、あさりエキスなどを加え、様々な食材に合う「佃煮の素」に仕上げた。例えば、家庭にある板海苔に同品と水を加えて15分程度煮詰めるだけで、のり佃煮が作れる。昆布やあさり、たらこなど身近な食材で「老舗の佃煮のおいしさが家庭で手軽に楽しめる」。
パッケージは紫紺の市松模様を基調に、表面では「のり佃煮」「昆布佃煮」「あさり佃煮」「たらこ佃煮」の代表的な調理例(4種類のうち1種類)をランダムに掲載。パッケージ裏面では「のり佃煮」を代表レシピとして掲載、QRコードで約20の調理例レシピを紹介する。定番の佃煮から、深川めし(あさりの炊き込みごはん)や白身魚の煮つけ、牛肉しぐれ煮、かぼちゃの煮物など、幅広いアレンジメニューにも活用できる。
同社では「おうち時間の楽しみ方が広がる中で、『老舗の味を家庭で』という新たな切り口の提案を行っていきたい」とコメント。身近な食材を活用した手作りの佃煮は、食育にもぴったり。これまでにない発想で新たなジャンルにチャレンジする。
「酒悦 佃煮の素」は内容量100g(スタンドパック)。希望小売価格300円(税抜)。量販店、百貨店、コンビニ、一般小売店で販売。佃煮売場や乾物、和風調味料売場のほか、水産や農産品との関連販売も提案する。