「明治にしか作れない」を作る 極秘アイスプロジェクト発足 英知結集したミルクアイス登場

「明治にしか作れない、まったく新しいアイスを作る」というコンセプトのもと、極秘アイスプロジェクトが発足した。このほど都内でインフルエンサーやSNSで募集した一般の人らを対象に発足試食会を実施し、新製品の製法やこだわりを紹介した。

新たに発表されたのは、原材料に生乳のみを使用したカップアイスクリーム(内容量130㎖)。名称や価格などは未発表で、3月下旬から発売開始する。マーケティング本部フローズン・食品マーケティング部フローズンデザートグループの吉岡征史氏は「弊社は100年以上ミルクのおいしさを追求してきた。これまで培った知見や技術を最大限に活用した新製品を開発したい」との思いからプロジェクト発足に至ったと説明。「アイスは季節やトレンドに合わせて素材を足していくのが基本だが、足すとは真逆の引き算の思想をもって商品開発に踏み切った。研究を重ねた結果、ミルクを超える味わいを完成させることができた」(同)と自信をみせた。

吉岡氏は新製品の4つの「極秘」ポイントを提示。1つ目は「原材料は乳製品のみ」で、風味の豊かな乳素材を探求し、安定剤、乳化剤、香料、着色料、甘味料を使用せず素材の風味を最大限に引き上げた。2つ目は「あじわいこだわり製法クリーム」で、生クリームの原料となる牛乳を細かくろ過することで、おいしさを濃縮した。3つ目は「氷点濃縮仕立て製法」で、加熱ではなく生乳の中にある水分を凍らせて取り除く世界初の技術を採用し、新鮮なミルクの香りを実現した。4つ目は「100%国産の乳原料」をたっぷりと使用し、サステナブルな循環や酪農家応援につなげていく。

同氏はさらに、ミルクアイスはバニラアイスと混同されやすい点を課題とし、「国内の乳原料や弊社の技術を使ってミルクアイスを新しいスタンダードにしていきたい」と意欲をみせた。

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