「腸活ココア」と「快眠ココア」に脚光 「バンホーテン」の機能性表示食品がココアカテゴリー外から新規顧客を獲得して拡大

 片岡物産のココアブランド「バンホーテン」の機能性表示食品「バンホーテンの腸活ココア」と「バンホーテンの快眠ココア」の2品がココアカテゴリー外から新規顧客を獲得して脚光を浴びている。

 加えて、2品が牽引役となり「バンホーテン」ブランドにも新規顧客が流入し、足踏み状態にあるココア市場においてブランド全体も活性化している。

 インテージSCIデータ(2021年3月から22年8月)によると、「腸活ココア」は昨年の春夏、販売金額の流入元のうち81%をカテゴリー外から獲得してリピートにつなげている。

 発売後の反響としてSNSでの自主的な投稿も販売好調を後押ししているようだ。
 「『腸活ココア』の効果を実感されたお客様からSNSへの自主的な投稿が次々と寄せられ、腸活効果だけでなく、原材料がシンプルであることや、甘すぎない大人な味わいに関するコメントが多く見受けられる」(片岡物産)。

 SNSの口コミ投稿数は発売後15ヵ月の時点で1300件強を記録。
 「“継続して飲みたい”といった感謝のお声とともに“どこで買えるのか”といったお問合せもいただいており、引き続き導入拡大を図っていきたい」と意欲をのぞかせる。

 一方、「快眠ココア」は発売時に「腸活ココア」発売時の2.5倍を超える投稿が寄せられた。4万「いいね」を超えるバズ投稿をきっかけに、効果を感じたユーザーから自主的な投稿が続々と寄せられている。

 生鮮とのクロスMDや嗜好品カテゴリーでのエンド展開を実施した店舗あるスーパーマーケットでは、実施期間、ココア・モルトカテゴリーで第1位の売上げを獲得。そのほかの「バンホーテン」商品も大きく伸長するという相乗効果も発揮したという。