日清製粉ウェルナは8日、23年春の新製品77品(家庭用・業務用)を発表した。売上目標は100億円。
家庭用常温製品は、37品を2月20日から販売する。「簡便」「本格」「健康」を軸に、環境に配慮した高付加価値製品のラインアップを強化した。「青の洞窟 Piccolino」シリーズは電子レンジ調理が可能に。「コツのいらない天ぷら粉」は油の使用量を減らすことができ、調理の負荷と家計負担を軽減する。「マ・マー 早ゆでスパゲティ FineFast2/3」は紙とフィルムの複合素材を使ったパッケージにリニューアル。1.4㎜タイプも加わった。
「Smart Table」ブランドでは、市場が拡大するオートミールを手軽に食べられる専用ソースを2品投入する。成長市場に着目し新ジャンル開拓を進めた。
家庭用冷凍食品は31品目を3月1日から展開。簡便性だけでなく、外食にも匹敵するようなおいしさと付加価値を実現する。ベトナム料理を味わえる「Smart Table ル・ベトナミーズ」を全面刷新し、フォーに加えておかゆとカレーを追加。「マ・マー THE PASTA」ではプレミアムラインの「Specialite(スペシャリテ)」シリーズが加わった。

EC向け商品も健康志向をテーマに拡充する。ホットケーキミックスとお好み焼粉でたんぱく質量アップや糖質50%オフの商品をラインアップした。
広告宣伝策は23年も「静」と「動」の両面から実施する。「静」はイメージソング「あったかな、ウェルナ」をアレンジした企業CMに加え、SDGsの取り組み周知や社名の認知向上を目的としたタイトルも放映予定。「動」は若い世代にもメッセージが伝わるように「青の洞窟」の新たなブランド戦略や、ABCクッキングの海外スタジオで「こなもんプロジェクト」を展開する。またAIを駆使したフードテックを活用した施策も講じる考えだ。

さらに「海外展開」は海外生産品の輸入や現地製造販売だけでなく、「今後は日本からの輸出も増やしながら現地での拡販を目指す。また欧州やインドでの販売も視野に入れる」と展望。加えて自社ECサイトの開設にも言及するとともに、ロジスティクス改革にも取り組むと語った。新たなサプライチェーン施策では、S&OPの視点から生産、販売、在庫情報などのデータ連携とAIを活用することで在庫適正化を目指す。
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