食品スーパーのボランタリーチェーンを展開する全日本食品では、使用済みペットボトルの水平リサイクルを開始した。
サントリー食品インターナショナルとの協働により、チェーン加盟店の対象店舗で回収したペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる「全ちゃんリサイクル(ボトルtoボトル)」を13日から本格稼働。当面は関東エリア91店舗で100台の回収機を順次設置予定といい、今後は関東全域を経て全国へと展開を拡大する。
採用したのは、寺岡精工の減容回収機「ボトルスカッシュ」。水平リサイクルに必要なペットボトルのみを確実に回収できるという。ボトル5本を投入するごとに、設置店のメンバーズカードに1ポイントがたまる特典もある。回収時に新たなCO2を排出しないよう、回収専用トラックではなく、加盟店への商品配送の戻り便を流用する仕組みだ。