明治 ヨーグルト・チーズなど 4月以降201品値上げ

明治は4月1日出荷・受注分からヨーグルトや家庭用バター・チーズなど、5月1日出荷分から乳幼児用粉ミルクなど、計201品の価格改定を実施する。

飼料価格の高騰など生乳生産経費の上昇を受け、23年4月から乳製品向けの生乳取引価格を引き上げることで生産者団体と合意。さらに海外乳原料などの原材料、物流費・エネルギーコストなど諸経費の高止まりが続いていることから値上げに踏み切った。

4月1日出荷・受注分の対象カテゴリーは、ヨーグルト57品、プロテイン飲料・飲料37品、宅配専用商品23品、家庭用チーズ33品、家庭用バター・油脂類9品、スポーツ栄養(粉末プロテイン、バー)9品、ゼリー飲料4品。5月1日受注分は乳幼児用粉ミルク16品、栄養食品(流動食)13品。

改定率は希望小売価格で2.3~13%。カテゴリーごとの改定率は、ヨーグルトが3.4~5.9%、プロテイン飲料2.3~9.7%、家庭用チーズ6.3~13%、家庭用バター・油脂類4.1~12.2%、スポーツ栄養(粉末プロテイン、バー)4.3~6.5%、ゼリー飲料5.2%、乳幼児用粉ミルク7.8~8%、栄養食品(流動食)4.1~8.6%の引き上げ。なお、希望小売価格を設定していない「明治牛乳」(180㎖)などの宅配商品は出荷価格で1.8~7.7%引き上げる。

主要商品の税別新価格は「明治ブルガリアヨーグルトLB81各種」(400g)が280円(現行270円)、「明治プロビオヨーグルトR―1」(112g)各種が144円(同139円)、「明治北海道十勝スライスチーズ7枚入」(112g)が425円(同400円)、「明治北海道バター(有塩)」(200g)が460円(同410円)、「明治ほほえみ」(800g)が3千53円(同2千827円)など。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)