「魅せるチカラ」名古屋で展示会 伊藤忠食品東海営業本部

伊藤忠食品東海営業本部(佐藤太一本部長)は1月18・19日、ポートメッセなごやで「FOOD WAVE2023 NAGOYA」を開催した。今年は「魅せるチカラ~共に創り・共に喜ぶ~」がメーンテーマ。出展社数327社。2日間で1千人強が来場した。

19日の記者会見で佐藤本部長は、「昨年は『つなぐチカラ』を掲げ、まずはリアルでの開催を目指したが、今年はさらに進化して『魅せるチカラ』をテーマに据えた。サイネージを活用した提案などを通じて、ご来場のお客様の評価につなげていきたい」と語った。

今回の出展メーカーは、食品232社、酒類26社、業務用・デリカ・日配21社など計327社でほぼ前年並み。「今年は試食を行いたいというメーカーさんが増えた」(佐藤本部長)とのことで、昨年は全体の2割ほどだった試食希望が今年は8割に拡大した。

キリンビバレッジ賞受賞の山梨県立塩山高校 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
キリンビバレッジ賞受賞の山梨県立塩山高校
一方、オリジナル企画では「デリッシュキッチン」「新製品」「Z世代の価値観」「加工食品」「業務用・デリカ・日配」「ギフト・EC」「凍眠市場」「サステナビリティ」「酒類」の9つの提案ゾーンを設けたほか、「北海道」や「高知県」「道の駅」などにスポットを当てた商品紹介を行った。

また、展示会キャラクターを新たに設定し、会場・商品説明をアシスト。来場者の理解を深めた。

最重点施策となるのがデジタルサイネージ「デリッシュキッチン」ゾーン。東海地区でも採用が進み、現在約800台が稼働しているが、1千台導入を当面目標に置いている。

今回はメーンテーマに合わせて「魅せるコンテンツ作り」を推奨。売場検証やアバター体験、動画制作など、採用企業の店舗スタッフでも手軽に行えるような新提案、スマホやPCなどのツール活用術などをアピールした。

初挑戦となる「Z世代の価値観」ゾーンは、入社1~3年の若手営業スタッフ5人が企画を担当。調理音や咀嚼音など耳で聞いてぞくぞくしたり、心地よくなる「ASMR」、SNSに発信したくなるようなデザイン性のある売場提案で若者に人気の韓国商品を紹介する「SNSバズリ」、新しさとレトロを合わせた「ニュートロ」商品などを紹介した。

佐藤本部長 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
佐藤本部長
「サステナビリティ」ゾーンでは、環境・社会への取り組みを掲示。また昨年11月に開催した「第9回商業高校フードグランプリ」の受賞作品を紹介するとともに、18日には「きしめんチップス マイルドカレー味」で「大賞」「物流健闘賞」をW受賞した愛知県立愛知商業高校、19日には「燻製甲斐サーモンレッド~縁~」でキリンビバレッジ賞を受賞した山梨県立塩山高校の学生を招き表彰式を執り行った。

塩山高校は商業科の2年生5人がグランプリに参加。山梨県のブランド魚「甲斐サーモンレッド」を、通常捨てられてしまうブドウの剪定枝をスモークチップとして再利用して燻製に仕上げた。

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