〈訃報〉コゲツ産業 本村道生社長 89歳 九州食品界で存在感

コゲツ産業代表取締役社長の本村道生氏が、膿胸による呼吸不全のため22日に死去していたことが分かった。89歳。通夜・葬儀は近親者のみで営まれた。なお、お別れの会の開催については現在検討中となっている。

本村氏はコゲツ産業社長として40年近く社長業を務め、事業会社のニシショウ産業の社長を兼務。日本加工食品卸協会(日食協)九州・沖縄支部の支部長を長きにわたり兼任したほか、日本テニス協会常任理事や九州テニス協会会長などを務めた。

コゲツ産業はその前身となる菓子製造販売業の「湖月堂」から食料品卸部門を分離独立して設立。その後も堅調に業容を拡大してきた。今年10月に設立50周年を迎えることになっている。本村氏は1千億円近い売上規模を誇る企業となった同社の礎を築いただけではなく、九州食品業界においてひときわ強い存在感を発揮した人物であった。

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