アサヒビール 工場見学に最新技術導入 ツアー料金を有料に

アサヒビールは、吹田工場、茨城工場の一般見学施設を14日にリニューアルオープン。それぞれ見学コースの一部を刷新して付加価値の高い体験を提供する。これに伴い、ツアー参加費を有料化、20歳以上1千円、小学生以上を300円にした。その10%を工場施設がある吹田市と守谷市に寄付して、地域振興に役立ててもらう。なお新たな取り組みとして記念品の提供を開始する。

吹田工場の「アサヒビール ミュージアム」では今回、発酵工程を説明するコーナーで、仮想現実(VR)を活用した最新デジタル技術を駆使。酵母のタンクのなかで起こっていることを、酵母の目線で体験することができる。

また人気コンテンツの「スーパードライ ゴードライド」では立ち見から着席式に変更。大迫力の4面スクリーンで充填工程のスピード感を体感しながら、新たに加わった振動や風、ミスト機能により臨場感を楽しむことができる。

ツアー最後はカフェテリアで、できたての「アサヒスーパードライ」を味わうことができるほか、ビールサーバー注ぎ体験、工場オリジナルキャラクターの泡プリント体験も可能。アルコール度数を自分好みに合わせてつくる「マイフレーバー」も完備している。

ツアー参加はWEB、電話からの完全予約制で所要時間は約80分。1グループ約20人。

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