ピアゴ東刈谷店がリニューアル コンセと融合の売場作り ユニー

ユニーは9日、愛知県刈谷市のピアゴ東刈谷店をリニューアルオープンした。開店から34年にわたり、地域の利用者に愛されている店舗で、食品売場をはじめ、2階の衣料品、寝具など品揃えを大幅に刷新した。

60代以上の顧客が多く利用する店舗で、これまでの客層に人気の商品は維持しながら、幅広い年代にも利用しやすいように進化した。

食品売場では、需要が高まっている冷凍食品売場を約2倍に拡大。取り扱う商品も大幅に増やし、冷凍肉、冷凍魚、アイス、冷凍スイーツなどを豊富に揃えた。

青果売場では、仕入れた新鮮な果物を使ったカットフルーツや、店内で手作りする「生フルーツどら焼き」などデザートも充実した。

鮮魚コーナーでは直営ブランドの「魚優」、精肉売場では直営ブランド「ミートセンター」をそれぞれ展開する一方、コンセ(コンセッショナリー・チェーン=売場を借りて出店する専門店)と直営の売場を融合することで、様々な商品が提供でき、顧客の要望に合わせた品揃えを徹底した。惣菜コーナーでは、幅広い年代に人気のある「ローストビーフ」を充実した。

また、厳選した陶器、タオルを販売するコーナーを新設している。

2階では、要望の多かったシューズコーナーを新設。年末年始の旅行需要を見込んだスーツケースコーナーも揃えた。

ピアゴ西三河支社の大森大輔支社長は「リニューアルはゴールではなくスタート。普段使いの店舗として、顧客の求める商品を置き、ショッピングの楽しさがより感じられる進化したピアゴを目指している」と話している。