ホットペッパーグルメ外食総研は、このほどコロナ禍で抑制していたことの反動による消費、いわゆる「リベンジ消費」についてアンケートを行った(以下はアンケート抜粋)。
リベンジ消費の経験率は37.5%、うち外食で実施は22.0%
◇これまでのリベンジ消費の経験率は37.5%。その内容は外食(食事・飲酒)でリベンジ消費をした人が22.0%と最も割合が高く、次いで旅行、レジャーでリベンジ消費をした人が18.4%。20.30代女性において外食(食事・飲酒)でリベンジ消費をした経験率が高かった。◇今後のリベンジ消費の意向者は42.2%。「旅行、レジャーでリベンジ消費」を行うかもしれない人の割合が最も高く27.3%、次いで外食(食事・飲酒)で行うかもしれない人が26.9%。◇今後の外食でのリベンジ消費の可能性があるタイミングは「来年中には」(57.7%)、「次の年末年始、冬休み」(56.5%)、「誕生日などお祝い事やイベント時」(56.2%)。20・30代男女においては、2022年クリスマスで外食での実施可能性も高い。外食でのリベンジ消費は、繰り返し行われやすい。
外食のリベンジ消費の経済効果は、店の客数増と単価増の両方に
◇外食でのリベンジ消費の内容、1位「親しい知人と飲食」(37.2%)、2位「高額なメニューを注文」(36.6%)、3位「高級なお店で飲食」(29.7%)など。経済効果は客数増と単価増の両方に現れそう。◇外食でのリベンジ消費の感想、良かった点は「リフレッシュやストレス解消になった」(73.3%)、「気分が上向き.前向きになれた」(55.0%)、「外食の良さを再認識した」(28.2%)など。悪かった点は「お金を使いすぎた」(41.1%)。
外食でのリベンジ消費は「食事主体の夕食」が62.0%、平均2千751円の単価増
◇外食でのリベンジ消費は食事主体の夕食の割合が最も高く62.0%。女性で「食事主体」の割合が高く、男性で「飲酒主体」の割合が高い傾向。◇直近機会での増加額は一人当たり平均2千751円。実施機会数の多い食事シーンでは、「食事主体:夕食」は平均2千840円増、「食事主体:昼食」は平均2千99円増、「飲酒主体」は平均3千725円増となっている。