今月から忘年会シーズンに突入し、外食が賑わってきた。10月の外食市場規模は11か月連続で前年比プラスとなり、外食の値上げ影響を受け単価も12か月連続で前年を超え、回復モードに入った。
▼こうなると注目されるのが年末・年始やお正月商戦の動向だ。コロナ禍だった一昨年、昨年の年末年始に人出は「自宅で過ごす」が多くを占め、「帰省先で過ごす」は1割台に。内食化が進んだが、果たして今年はどうなるか。おせちへの影響も注目され、紀文食品調べの今年初めてまたは久々におせち料理を用意した割合は、全世代で増加。全体では昨年の4.2%から9.3%へ、40代は3倍に拡大。おせち復活の兆しが見えてきた。
▼寒い冬に欠かせないおでん。ウェザーニューズは、体感や天気の予報データから算出し、「週末おでん予報」の配信を11月末から開始した。おでんが美味しいこの季節。週末の献立の参考に、ぜひ活用してほしいと新たなサービスも始まった。
▼今年の年末年始こそ、コロナに惑わされず家族団らんで鍋料理やおせちを囲むことが誰しもの願いだろう。