マルハニチロは、23年2月1日納品分から家庭用食品・業務用食品とも価格改定する。
家庭用のうち冷凍食品は「ミックスピザ3枚入り」「あおり炒めの焼豚炒飯」「塩ゆでえだまめ(台湾産)」など106品を約2~17%、缶詰ほかは「さんま蒲焼」「いわし蒲焼」など56品を約5~25%、すりみ食品は39品を約4~22%、カップゼリーは23品を約7~15%、業務用食品は370品を約5~25%それぞれ値上げする。
なお価格改定する品目の割合は、家庭用の冷凍食品、すりみ食品、カップゼリーはほぼ全品、缶詰ほかは半分以下、業務用食品は全体のうち約6割。
今年7~9月に各商品群を価格改定したが、その後も想定を上回るコスト高に為替変動の影響も重なり、企業努力だけでは吸収しきれなくなった。