ローソン、サラダ容器のプラ製・上蓋をシール化 2品を対象に関東で実施 年間11トンのプラ使用量削減見込む

 ローソンは11月25日、オリジナルサラダ2品のプラスチック製・上蓋をシール化することを明らかにした。

 持続可能な社会の実現に向けた取り組みで、上蓋のシール化はオリジナル日配惣菜に続く動きとなる。

 これまでオリジナルサラダ容器は、容器と蓋をはめあわせる「嵌合(かんごう)蓋」を使用して脱落防止のため補助テープで固定していた。
 今回、上蓋をシールタイプに変更することで、蓋と補助テープ部分のプラスチック使用量を抑えることができ、1食あたり約9g、年間で約11トンのプラスチック削減を見込む。

 対象商品は「たんぱく質が摂れる豚しゃぶのサラダ」(税込 451 円)と「たんぱく質が摂れる蒸し鶏と玉子のサラダ」(税込451 円)の2品で、11月29日から関東のローソン店舗でシールタイプの上蓋に変更する。

 シール化により鮮度を保ったまま従来よりも1日間長く販売することも可能になる。容器内に窒素・二酸化炭素の混合ガスを充填しシールタイプの上蓋で密閉することでパッケージ内の菌の増殖を抑える。

 包装材に直接印刷する技術を導入して、これまで貼付していた紙製の商品名ラベル・原料ラベルも不要とする。

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