岩田剛典さん出演の「ブレンディ」スティック新CMでAGFが伝えたい「ふぅ。」とは?

 味の素AGF社は10月31日から岩田剛典さんを引き続き起用した「ブレンディ」スティック カフェオレの新CM「#カフェオレどき」篇を放映している。

 新CMでは「ブレンディ」スティックを通じて、忙しい毎日でも、ちょっとした休憩時間をつくり、「ふぅ。」とこころにゆとりを取り戻す大切さを描いている。

 AGFは、増大化するストレスに着目し、その対処法としてコーポレートスローガン「いつでも、ふぅ。AGF®」を引き続き実践していくとともに、商品やコミュニケーションを通じてスローガンに込めた思いを改めて提唱している。

 昨今の市場を取り巻くストレスについて、7月26日発表した武岡正樹常務執行役員は外部調査を引き、コロナ疲れ・ウクライナ侵攻報道による惨事ストレス・リモート孤独・メンタル疾患の4つを挙げ、この増大化するストレスへの対処法の1つとしてコーヒーなど嗜好飲料の役割が大きいと指摘する。

 「こうした環境下では、ストレスに直接向き合うのではなく、賢く受け流すといったストレスと上手く付き合うセルフメンタルケアの重要性が高まっている。その1つとして嗜好飲料がもたらす“心の充足”体験の位置づけは今後ますます高まっていく」と語る。

 AGFはコーヒーのメンタル効用のメカニズムを見える化。
 コーヒー飲用前・コーヒーブレイク・コーヒー飲用後の時間軸で推移するポジティブ・落ち着いた状態・ネガティブの感情の動きに関するチャートを作成し「コーヒーはリラックスと覚醒の相反する効果の段階的な作用から特異的な精神効用をもたらす」と結論づける。

 チャートによると、我慢・イライラ・疲労が蓄積してネガティブに向かう精神状態をコーヒーの香りが解放。「コーヒーの香りは嗅覚からダイレクトに大脳辺縁系を刺激し鎮静作用をもたらす。香りだけで右脳後部にα波が発生すると言われている」。

 そこから休憩をとることで安静効果が生じ、さらにホットの場合は体を温める温浴効果と「すすり飲みが深呼吸と同じ効果があると言われている」。

 コーヒーに含まれるカフェインが脳に到達するのは飲用20分後とされ、そのときにドーパミン分泌に作用し高揚感や幸福感を高めて前向きな気持ちになるとされる。

 ストレス社会の中、AGFはこうしたコーヒーの役割を踏まえて、コーポレートスローガン「いつでも、ふぅ。AGF®」に立ち返り「コーヒーを飲んで“ふぅ”と一息つく、心の充足を積極的にお客様に提唱・提供していく」。

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