昭和産業はこのほど、「SHOWA ダイバーシティフォーラム2022」を開催した。同社は18年に「ダイバーシティ経営宣言」を公表し、従業員一人ひとりが制約に捉われず能力を最大限に発揮できる職場環境の整備と企業文化の醸成に努めており、ダイバーシティの中でも女性活躍推進を重点領域として取り組みを進めている。
同フォーラムは、基本ビジョンの一つである「意思決定層の多様化を実現し、新たな価値創造へ繋げる」を実現するため、全3回にわたって講演会を開催。3年ぶりとなったフォーラムでは冒頭、新妻一彦社長から「多様な価値観を学び、今後さらに一段のポジションを目指していただくことを期待している」とメッセージを寄せた。
第1回目として「女性管理職のパネルディスカッション」を実施。当日は女性従業員78人がハイブリッド形式(リアルもしくはオンラインで参加。終了後、全従業員に動画配信)。登壇した女性管理職は自らの経歴や管理職になったきっかけ・転機、やりがいや想いなどそれぞれのキャリアやエピソードを紹介し、これまでにない一体感を醸成する場となった。
第2回・第3回では女性執行役員・女性社外取締役の講演会を予定しており、こうした取り組みを通じて「ダイバーシティ&インクルージョンをさらに推進し、従業員一人ひとりの強みを最大限発揮できる企業風土の醸成に努めていきたい」とした。