「シャウエッセンと中華名菜、下期巻き返しへ」日本ハム・畑佳秀社長

上期はかつてない原材料価格高騰などがあり、商品集約、グループ横断シナジー創出など様々な改革を実施しコスト吸収に努めたもののカバーしきれず厳しい結果となった。下期は「シャウエッセン」「中華名菜」などの主力ブランドの一刻も早いシェア回復が重要。プロモーションなどを強力に実施する。

営業では今まで攻め切れていなかった領域・チャネルを強化するとともに引続き部門横断型取り組みを進め、今後は特に地域の営業、物流、製造拠点の再構築を検討し改革を断行していく。一方、円安を背景に加工食品では海外でも味の評価の高い大豆ミート製品や食肉ではブランド食肉などの輸出を強化する。23年3月期に北海道に開業の新球場で食を交えた新たなビジネスを展開していく。(10月31日の決算会見で)

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