森永乳業は、フードロス削減を目指し、まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある商品を値ごろな価格で発売する「Kuradashi」を運営するクラダシ(本社・東京都品川区、関藤竜也社長)と、需要の季節変動が大きいアイスクリームのロス削減を目指す「Save Ice Project」を開始した。「夏が過ぎても、忘れないでほしい」のメッセージとともに、「アイス4種詰め合わせセット」などを販売する。
総務省統計局が行った家計調査によると、アイスクリームおよびシャーベットの月別支出金額は8月が最高となり、10月には8月の半分以下になる。ここ数年は夏以外の喫食も増加傾向にあるものの、季節変動が大きい商品といえる。また最需期の夏に向けては早くて半年前の冬に生産を開始するが、夏の消費に合わせた生産調整は難しく、夏場の販売量は製造量を超える月が多い状況が続いている。今回は、秋になるにつれて需要が落ち着くアイスのロスを救済する目的で行われる。
発売するのは、森永乳業「ピノ」「パルム」などの「アイス4種詰め合わせセット」(税込3千680円、42セット限定)と「Save Ice1000個セット」(税込5万4千円、1組限定)。1千個セットについては、アイスを楽しみたい場面などを入力のうえ、特設ページから応募。締切は11月11日、当選者へは15日以降メールにて連絡。
詳細は以下より。
https://kuradashi.jp/pages/saveice