日本ハムは、ハムの需要が高まるボジョレー、クリスマス、年末年始商戦に向け、年末主力ブランド「美食の彩り」のラインアップ強化を図るとともに、焼豚に高価格帯の新商品などを投入。ここ数年で高まった内食需要に対し、オードブル商材の拡充を含めて積極的に展開していく。12日にメディア向けに年末戦略発表会を実施した。
同社の年末向けブランドは、8年連続1位(SCI)のブロックのホワイトロースハム「美食の彩り」をはじめ、ロースハムの「美食の詩(うた)」や「美味淡醸」が主力。そのほか、オードブル向けのテリーヌも定番商品となっている。
新商品は、消費者の簡便志向に対応し、「美食の彩りホワイトロースハムスライス」を新発売し、シリーズを拡充した。
また、焼豚市場が好調な中、焼豚のこだわり新商品2品を投入する。ハーブの豊かな香りが特徴の「ハーブローストポーク」(税込1千520円)は、パッケージも女性需要を意識し、おしゃれなデザインにこだわった。
「つるしばら焼豚ブロック380g」(税込1千401円)は、社員のアイデアを具現化した一品。豚ばら肉を使用し、つるし形状で仕上げた。いずれも年末のオードブルや夕食、おつまみなどに好適。
一方、オードブル商材として、新たにオイル漬け商材「チーズ&ドライハムオイル漬け」「蒸し鶏&チーズオイル漬け」の2品を新発売する。パックを開けて盛り付けるだけで華やかなオードブルの1品となる。
新商品の発売日はいずれも11月1日。