日本冷凍食品協会は、10月18日の「冷凍食品の日」に合わせ、都内のホテルで一般消費者向けのイベントを開き、ゲストでタレントの北斗晶さんが登場した。会場には昨年を上回る132人が参加。冷凍食品のおいしさ・秘密・活用法などを体感した。
「冷凍食品の日」は1986年に制定。冷凍のトウ(10)につながることと、世界共通の管理温度-18℃にちなんでいる。冒頭、大櫛顕也会長(ニチレイ社長)は「冷凍食品は主菜・副菜・食材・デザートに至るまで幅広い品揃えが特長。最近は健康志向への対応や便利なワンプレート商品も充実してきている」とした上で、「いまは人生100年時代と言われるが、健康を維持するにはバランスの取れた食事が大切。冷凍食品を良きパートナーとし、食生活の中で活用してほしい」などと述べた。
次いで、ゲストの北斗さんと2017年から「冷凍食品アンバサダー」を務める洋食料理家の三國清三シェフが登場。トークショーの中で、北斗さんは「冷凍庫にうどん・シーフードミックス・餃子・炒飯は常備している。昨夜は息子が冷凍餃子を調理してくれた」とのエピソードを披露し、三國シェフは「いまの冷凍食品は本当にレベルが高い。見た目や栄養価にも優れている」などとコメント。また、大櫛会長は「おいしく食べるにはパッケージ裏面の調理方法を守っていただければ。特に電子レンジの『あたため』などオート調理は使わないでほしい」ことを付け加えた。
ステージ上では、北斗さんが冷凍食品を使ったオリジナルレシピ「季節のおろし照り焼きあんかけハンバーグ」の調理を実演。手の込んだメニューを手際よく10分足らずで完成させ、味わいも三國シェフが絶賛する出来栄えだった。