江崎グリコは11月22日から、栄養菓子「グリコ」発売100周年を記念した特別商品『クリエイターズグリコ』(おもちゃ1個・キャラメル4粒、税込希望小売価格935円)を全国のセブン―イレブン、グリコダイレクトなどのECサイトにて販売する。
「グリコ」は、創業者江崎利一氏の「子どもにとって食べることと遊ぶことは、二大天職である」との考えから生まれた商品で、キャラメルとおもちゃがセットになっている。
『クリエイターズグリコ』の「キャラメル」は初代から一貫してこだわってきたグリコーゲンを含む牡蠣エキスに加え、自社で焙煎したカカオと「アーモンド効果」にも使用されている凍結粉砕アーモンドを使用した特別仕様になっている。
「おもちゃ」は、マンガ家の大童澄瞳氏や建築家の隈研吾氏など日本を代表するクリエイター10人が「心の中にあるグリコ」を表現しデザインした。
6日に行われた発表会で10人中7人のクリエイターが登壇、「グリコ」の思い出や商品制作の過程などを語った。隈氏は、伝統的な架橋技術を現代に蘇らせた建築物のジオラマ「木橋ミュージアム」について「梼原は山奥で素晴らしい町なので、このおもちゃをきっかけに子どもたちに梼原に行ってほしい。子どもと町をつなげたいという思いも込められている」と語った。「キャラメル」とセットになった商品のほか、ECサイト予約限定販売として、クリエイターごとのおもちゃを色違いが3個セットになったクリエイターズグリコ『クリエイターズBOX』(税込希望小売価格3千990円)10種と、全クリエイターのおもちゃが10種セットになった、クリエイターズグリコ『コンプリートBOX』(同1万4千990円)も、6日からグリコダイレクトショップで予約が開始された。
江崎グリコは、創業100周年を機に「すこやかな毎日、ゆたかな人生」をパーパスに掲げた。健康事業マーケティング部の江川直氏は、今回の新商品について「パーパスの一端を感じてもらえるような企画。この商品をきっかけに新しいパーパスをもとに活動していると気づいてもらいたいという思いを込めている」と語った。