「お菓子のテーマパーク」オープン 観光スポット化へ吉寿屋と大手メーカー連携

「お菓子のデパートよしや」を展開する菓子卸販売の吉寿屋(よしや)は、取り扱いメーカー商品の「全アイテムを揃える」(神吉一寿社長)とする同店102店舗目(FC含む)で、同社初のお菓子のテーマパークに位置付ける「天理店」を奈良県天理市に22日にオープンする。4日に大阪市内で記者会見を行った。

同店は地元小売店スーパーハッスル3の1階部分に新規開設する。商品数は約2千200(駄菓子600など)アイテムで、特に大手メーカー12社は同社取り扱いのすべての商品を店頭に並べる。会見で神吉社長は例として「明治の取り扱い175アイテムをすべて並べる」とし、同店について「今まで日本になかったお菓子のテーマパーク。天理市の新たな観光スポットの一つにし、地域活性化に貢献したい」と話した。

また、同店は菓子販売以外に、週末のお菓子の縁日のほか、地域の特色を生かした菓子作りなどを実施していく予定。

そのほか、同店は多くの企業とも連携しており、天理市の稲田酒造のほか、協業パートナーとしてこども万博主催のこどもCandy、ポップアップストアとして高級芋菓子しみず、IROHA大福などが参加。小学生から大学生を中心に人気のユーチューバー「Lazy Lie Crazy」がアンバサダーを務める。

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