コーヒーと世界を旅して出会ったお菓子が融合 渋谷・宮下公園内施設に500円マリアージュ体験の場 UCC上島珈琲

 UCC上島珈琲は9月23日から10月2日までの10日間、東京の渋谷・宮下公園内の施設でカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」初の期間限定ショップをオープンしてコーヒーとお菓子のセットを税込500円で販売していく。

 「ドリップポッド」のユーザー拡大が狙い。

 “世界を旅するように味わえる”をコンセプトにコーヒーとお菓子の組み合わせを厳選したほか、店内の内装などにもこだわりアピールしていく。

22日プレオープンイベントで説明するソロフレッシュコーヒーシステムの西川満美子PRマネージャー(右)と「SEKAI NO OYATSU」パティシエールの鈴木文(あや)さん - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
22日プレオープンイベントで説明するソロフレッシュコーヒーシステムの西川満美子PRマネージャー(右)と「SEKAI NO OYATSU」パティシエールの鈴木文(あや)さん

 UCCグループでソロフレッシュコーヒーシステムの西川満美子PRマネージャーは「いろいろな方にコーヒーを楽しんでいただきたい。室内は旅の要素も盛り込みコーヒーをたのしめるラウンジのようになっている」と語る。

 コーヒーは「ドリップポッド」で抽出したものを提供。
 UCCは9月1日、コーヒー産地の個性をより引き立たせた9種類の専用カプセルを新発売した。

 期間限定ショップでは、これに定番品をあわせた全15種類のカプセルの中から新商品の「ホンジュラス&コロンビア」をはじめ「モカ&キリマンジァロ」「マンデリン&ブラジル」「鑑定士の誇り リッチブレンド」の計4種のカプセルからコーヒーを抽出してお菓子とともにセット販売。

 お菓子は“世界4大陸を横断するかのようなコーヒーとお菓子のマリアージュ体験”を意図して、「SEKAI NO OYATSU」パティシエールの鈴木文(あや)さんが世界を旅して出会ったお菓子の中から厳選したものを用意。

「ドリップポッド」と「ホンジュラス&コロンビア」(手前) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「ドリップポッド」と「ホンジュラス&コロンビア」(手前)

 鈴木さんは「コーヒーと一緒にお菓子をあわせたときの感激や感動みたいなものは自分も感じている」とコメント。

 コーヒーマリアージュについて、UCCコーヒーアカデミー講師の土井克朗さんは「マリアージュはフランス語で結婚という意味になる。コーヒーには相性の良い素材をあわせることで口の中でより充実した味わいが楽しめる」と説明する。

 コーヒーとお菓子のセットは「旅するコーヒーマリアージュ(1種セット)」として販売。
 種類は以下の通り。コーヒーとお菓子の組み合わせを変更することはできない。店頭での購入方法はキャッシュレス決済のみとなる。

 ――「ホンジュラス&コロンビア」(140ml)と「アルファフォーレス」(中南米のソウルフード・キャラメルサンドクッキー)
 ――「モカ&キリマンジァロ」(140ml)と「チョコレートサラミ」(サラミを模したイタリアのチョコレート菓子)
 ――「マンデリン&ブラジル」(140ml)と「クエナスタール」(インドネシアの伝統的なパインクッキー)
 ――「鑑定士の誇り リッチブレンド」(160ml)と「ボーロ・デ・セノウラ」(ブラジル版・キャロットケーキ)。

「アルファフォーレス」(左上)「チョコレートサラミ」(右上)「クエナスタール」(左下)「ボーロ・デ・セノウラ」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「アルファフォーレス」(左上)「チョコレートサラミ」(右上)「クエナスタール」(左下)「ボーロ・デ・セノウラ」