カナカン 消費者意識テーマに秋季提案会 アイデア満載のデリカ商品ずらり

カナカンは8~9日の両日、恒例の秋季総合企画商談会を開催し、1千人が来場した。出展メーカー数は延べ477社と増加傾向で、特に地域メーカーが増え、提案の幅が広がっている。

会場のテーマは「活かそう、消費者意識」とし、コロナ禍を経ての消費者意識の変化にスポットをあてた。特に同社女性社員の意見をもとに「家事分業意識」コーナーを設置し、共働き世帯が増える中「夫も料理に参加することで妻の幸福度がアップする」とし、料理に不慣れな夫に向けた簡単においしい鍋メニューの提案のほか、ワンディッシュデリなどのレンジアップでおいしい1品が出来上がる商品を試食とともに提案した。

また、デリカセンターで開発から製造まで行うデリカ部門は会場で「わが社の本格デリカ」を掲げて提案。売れ筋のトルティーヤや生春巻きは多くの企業に採用されており、そのほか新商品として9月6品、10月3品、11月2品を新たに提案。9月の新商品はシールド乳酸菌を配合した「ごまドレで食べる彩りサラダ」「いぶりがっこチーズ入りポテサラ」、人気の「のびーるわらび餅」シリーズ4品目の「コーヒー」などが好評で、11月発売の「みぞれあんかけいなり餅」など、さまざまなアイデアの開発商品がずらりと並び来場者の関心を集めていた。

谷口英樹社長は「今期売上高の昨年同期比は、4~7月で3%増。業務用が二ケタ増と回復し、利益は45%増。ただ、それでも業務用売上高はコロナ前の7~8割ほど。新潟の長岡センターは予定通り9月28日に竣工式を行う。地域では能登地区がドラッグの大量進出で地元企業が厳しく、このほど同地区の酒の穴水営業所を閉鎖し、七尾支店に全カテゴリーを集約した。今後は10月からビールの値上げを控え、8~9月の動きは良いがその後を注視していきたい」と話した。

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