ミツカングループ 中埜和英代表死去

ミツカングループ代表兼グループCEOでMizkan Holdings代表取締役会長の中埜和英氏が21日死去した。71歳。通夜は25日、告別式は26日、愛知県半田市の自宅で近親者のみで執り行われた。今後「お別れの会」が執り行われる予定。

中埜氏は2002年にミツカングループの8代目代表に就任。グループのトップとして、納豆事業への参入による事業多角化と市場活性化、北米・欧州事業への積極的な事業展開と「すし」を通した現地における日本食の普及、食酢の健康機能の科学的解明と需要拡大への貢献に尽力。グローバル企業としてのコーポレートガバナンスを構築し、ミツカングループを海外売上高比率50%を超えるグローバル企業に成長させた。20年11月には旭日中綬章を受章した。