「甘くない人生に甘い時間」 あんこをカップで手軽に 橋本食糧工業

橋本食糧工業は秋冬新商品に、カップ入りあん「甘くない人生に甘い時間 つぶあん・こしあん」を発売する。創業以来110余年間、あん専業として製パン・製菓向け業務用を主力に卸売してきた同社が、「あんこ屋のこだわりあんを食べてほしい」と近年は手軽に食べられる市販用商品を強化。その一環として発売した。

「厳しい世の中でも、あんこでホッとゆったりした時間を過ごしてほしいと、コンセプトに合うブランド名を1千人以上の公募者の中から選んだ」と橋本敏克社長。

甘味の強い、ほくほくとした食感が特徴の北海道十勝産小豆を原料に、道産ビートグラニュー糖を使用。小豆と砂糖と塩のみという、あん本来の高品質な配合にこだわった。和菓子はもちろん、あんトーストやデザートのトッピングにも合う。

カップ蓋容器なので、一度に使いきれなくても蓋をして冷蔵庫で保存できる。店頭で積み上げても商品コンセプトが分かる帯封を導入。9月1日発売、希望小売価格435円、容量300g。

同時発売の「つぶあん・こしあん極(きわみ)」は、すべてこだわりの原料を使用した「極」シリーズの姉妹品。小豆には北海道産の大納言小豆を使い、そのすっきりとした味わい、ゴロゴロとした食感を生かすために、すっと抜けるような優しい甘さが特徴の氷砂糖を合わせ、風味を引き立たせた。塩もオホーツク産にこだわった。550円、300g。