三菱食品「ダイヤモンドフェア2022」 19日から東京ビッグサイトで

三菱食品は今月19~21日に東京ビッグサイト西展示棟で開催する「ダイヤモンドフェア2022」の展示概要を説明した。

今回から会場を東京ビッグサイトに変更。昨年末のダイヤモンドフェアで掲げた「食で創造する、持続可能な社会」をメーンテーマに据えたうえで、「さぁ、次の一手。」をサブテーマとして、コロナ禍で変化する市場ニーズやトレンドを踏まえた施策を披露する。

展示会場は従来のTRCから約2倍に拡充。会場内はマクロ・ミクロの分析で生活者のインサイトを説明する「戦略ブロック」、今回から新設した「機能ブロック」、加工食品・菓子・健康・低温・酒類の「商品ブロック」の3ブロックで構成。「戦略→機能→商品という一連の流れで、小売業さまが抱えるさまざまな課題に対して、フードライフパートナーである私ども三菱食品が提供する、より実践的なソリューションを提案する」(細田博英取締役常務執行役員商品統括)。

導入部分の「戦略ブロック」では、コロナ禍で変化した生活者像を5つのペルソナ(20代単身女性、ミレニアル世代DINKS夫と妻、ミドル世代、シニア世代)を設定して、それぞれの生活者のインサイトやライフスタイルの変化を紹介。それに基づき新設した「機能ブロック」では、デジタルを活用した集客・売場づくり、後方業務の支援、サステナビリティ、デリカ戦略など、小売業の課題解決につながる機能を提案する。

最終の「商品ブロック」では、戦略ブロックの5つのペルソナ像と紐づけながら、加工食品・菓子・健康・低温・酒類のカテゴリー別に具体的な商品・売場提案や販促事例を紹介する。

3日間の来場予定者数は1万2千人規模を想定。出展メーカー数は前回の200社超から、約550社(各ブロックの重複含む)に大幅拡充。感染防止対策を徹底したうえで、試食提供は350~400アイテムを予定する。

各ブースのパネル展示もこれまでの文字・データ中心から、サイネージを活用した展示や、実践的かつ短時間で分かりやすく伝わる動画を活用し、来場者により印象深くライブ感あふれる展示会を実現する。