吉野家は11日、外食チェーンで初めて特定保健用食品(トクホ)の許可を取得した冷凍牛丼の具を開発し、この日、吉野家公式通販ショップとイオン、イオンスタイル(北海道・九州・沖縄を除く)で販売開始したと発表した。
商品名は「トク牛サラシアプレミアム」(以下、トク牛)。
「トク牛」は、冷凍牛丼の具のたれにサラシアエキスのサラシノールを0.5mg配合し“食後、食事から摂取した糖の吸収を減らし、食後の血糖値上昇が緩やかとなること”をヘルスクレームに掲げる。
「脂肪の少ない特別仕様の肉を使い、牛丼のたれにサラシアを配合する過程で工夫を凝らした」(吉野家ホールディングス)とし、同商品の開発には構想から8年、申請から4年を要したという。