7月7日は「カルピスの日」 全国のスーパー246店で3年ぶり社員参加のサンプリング活動開始 アサヒ飲料

 アサヒ飲料は7月7日の七夕に向けて「カルピス」の店頭サンプリング活動を開始した。

 「カルピス」は1919年7月7日の七夕に発売されたことから、この日を「カルピスの日」と定め、今年で発売103周年を迎える。

 恒例となった七夕催事は、発売90周年を迎えた2009年に開始され、社長をはじめ多く社員が全国各地の店頭に立ち来店客に直接「カルピス」の価値を伝えている。

 14年目となる今回は、コロナ禍による休止を挟み3年ぶりの活動実施となった。

 2日、イオンモール幕張新都心で活動した米女太一社長は「お客様に語りかけるのは3年ぶりでとても楽しい。社員もすごく楽しく仕事をしているようにみえる。このイベントは『カルピス』のことを我々がお伝えする非常に大きなチャンス」と述べる。

試供品として無料配布している「カルピス プチ」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
試供品として無料配布している「カルピス プチ」

 今年は570人の社員が全国のスーパー246店で活動を実施する。イベントは合計560回の実施を予定している。

 新型コロナウイルス感染症防止対策のため試飲の代わりに試供品としてコップ一杯分のコンク「カルピス」が入ったポーション「カルピス プチ」などを無料配布。

 「カルピス プチ」は合計25万個分を用意し、対象商品購入者への限定景品も用意している。
イオンモール幕張新都心をはじめ一部店舗では「カルピスウォーター」の無料自販機を設置して七夕催事を盛り上げている。

 「(異例の暑さについて)もっともっと世の中を明るく楽しくしていけることを天候も後押ししてくれていると思っている。お客様は『カルピス』の甘ずっぱさを好まれていると思う。いろいろなことが起こる時代だが、『カルピス』を飲んで楽しく幸せな気分になってもらいたい」と期待を寄せる。

「カルピスウォーター」の無料自販機の前で語りかける米女太一社長 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「カルピスウォーター」の無料自販機の前で語りかける米女太一社長

 なお「カルピス」ブランドの1-5月販売数量は前年同期比3%増を記録。この中で「カルピスウォーター」は中味とパッケージデザインを刷新して4月5日に発売して以降、10%増で推移している。
 中味は“日常のいつでもどこでも楽しめる甘ずっぱさ”を味わえるように進化させた。