総合食品メーカーのヤマモリ(三重県桑名市)は、24日の取締役会で三林圭介氏が新たに代表取締役社長に就任することを決議した。三林憲忠前社長は代表取締役会長に就任。同社にとっては40年ぶりの社長交代で、圭介氏は5代目となる。また、これまで代表取締役専務執行役員を務めていた三林憲司氏は取締役副社長執行役員に就いた。
三林圭介新社長のコメント
私たちは、1889年三重県にて創業し、今年で133年目を迎えます。その過程において「変革への挑戦」を続け、さまざまな業界初の技術革新やマーケティング革新を通じて、環境変化に適応するべく「多様な商品やサービス」を開発し続けております。
私たちの「大義」は、「より多くの方々に喜んで頂くこと」と「より多くの社会の課題解決を図ること」です。すなわち、「より多くのスマイルを創造し続けること」こそが、私たちのレゾンデートル(存在意義)であると私は考えます。今まで以上に「スピード」を重視し、「積極性」をもって、「多種多様な変革への挑戦」をし続けることだと考えます。
一方で、食品製造業において普遍的価値である「安全安心」「高品質」「おいしさ」「健康」「簡便」「エンターテインメント」「合理的価格」「イノベーション」を追求し、生活者の効用および社会価値の最大化を図るべく日々精進します。
また、1988年にタイ王国にてビジネスに着手し、約35年を経て、タイ王国を中心にASEAN諸国においても事業展開をしております。グローバル視点からも、SDGsにはさらに積極的に取り組んでいく所存です。
わたしたちのDNAである「変革への挑戦」をさらにスピードをもって強化してまいります。