UCC上島珈琲は22日、家庭用36品を価格改定すると発表した。
9月1日から「職人の珈琲」のワンドリップタイプ(ドリップコーヒー)など嗜好品21品、10月1日からペットボトル(PET)コーヒーの「COLD BREW」など飲料15品を対象に実施する。
大型PETの「職人の珈琲」ボトルコーヒーは対象外。
価格改定により、小売店の実質店頭価格は約7~20%程度上昇するものと見込んでいる。
一例では、「職人の珈琲」のワンドリップタイプ(ドリップコーヒー)30Pは税別998円から税別1120円、「COLD BREW」は税別160円から180円に値上げされる。
コーヒー生豆国際相場の高騰や、資材・エネルギー・物流費の高騰、円安などを受けた措置。
「企業努力だけではコストアップを吸収することが困難な状況となった」(UCC上島珈琲)としている。
同社は昨秋にも、家庭用と業務用のレギュラーコーヒーで価格改定を実施した。小売店の実質店頭価格の上昇幅は20%程度で、「職人の珈琲」のワンドリップタイプ30Pなどは昨秋に続き2回目の値上げとなる。