サントリーロジスティクスは、温室効果ガス削減の取り組みの一環として、倉庫作業で従来から使用しているフォークリフトの鉛バッテリーをリチウムイオンバッテリーと再生バッテリーに5月から順次切替えている。
リチウムイオンバッテリーは、従来の鉛バッテリーとの比較で寿命が長く、交換頻度の低減によるバッテリー製造時の温室効果ガス排出量削減を見込む。
再生バッテリーは、寿命を迎えた鉛バッテリーを復元技術で再度使用可能としたもので、これを使用していくことで従来の鉛バッテリー製造時と比較して温室効果ガス排出量を削減していく。
これらの切替えを推進していくことで2022 年から30 年までの期間で、従来の鉛バッテリーの使用時と比べて製造時における約3割の温室効果ガス排出量を削減できる見通しとなっている。
同社はサントリーグループで唯一の物流機能会社としてサントリー製品を中心に物流業務を担い、近年はデジタルトランスフォーメーション(DX)化を推進して持続可能な物流に取り組んでいる。