全国包装米飯協会 新会長にサトウ食品・佐藤元氏 パック米飯に期待高まる

全国包装米飯協会は5月26日、定時総会を都内のホテルで開催した。役員改選が行われ、新会長にサトウ食品の佐藤元社長を選出。あいさつした佐藤氏は「当協会も設立から40年が経過し、ここにきてパック米飯には期待が高まっているが、まだやっと歩き始めた市場。必ず発展させるべく任に就く。一層のご支援をいただきたい」と呼びかけた。

また退任した佐藤功前会長(サトウ食品会長)は「当社が無菌包装米飯を開発してから30年。協会加盟後に会長職を賜り、あっという間の19年間だった。本当は昨年の総会で退任する予定だったが、1年長くなった。みなさんのおかげで19年務めさせていただいたことをお礼申し上げる」と感謝を表明。新会長から花束の贈呈が行われた。

議事では今年度の事業計画として、WEBサイトを活用した包装米飯の利用シーン提案や、コロナ禍の困窮大学生への食糧支援などを引き続き実施することを決めた。