ローソン、従来捨てられるものに新たな価値 ナチュラルローソンでアップサイクル12品を販売

 ローソンは31日からナチュラルローソン店舗でアップサイクル商品を既存品とあわせて計12品を発売する。

 アップサイクル商品とは、本来は捨てられるはずだったものに新たな付加価値を持たせたもので、6月5日の世界環境デーに合わせた動きとなる。

 「集合展開によりアップサイクル商品の認知度向上や資源の有効活用について考えていただく一助になればとの想いから実施する」(ローソン)という。

 今回販売する商品は、冷凍野菜工場から出るブロッコリーの茎をココナッツオイルで揚げたチップスやコロナ禍で販売先が決まっていなかったマンゴーピューレを使用したアイスクリームなど。

 外観などに難があり一般市場では販売できない山梨県産の桃を約50%使用したビールや今まで廃棄するしかなかった規格外の固形石鹸を原料に加えたキッチンソープバーなども新たに取り揃える。