ブレンド茶「十六茶」大刷新 連続成長へ素材の配合見直し薬瓶や洋酒瓶をモチーフとした新ボトル採用 アサヒ飲料

 アサヒ飲料はブレンド茶ブランドの「十六茶」を大刷新し連続成長を目指していく。

 「十六茶」の2021年販売実績は前年比3%増の2220万ケースを記録。22年はコロナ前の19年とほぼ同レベルとなる2%増の2270万ケースを計画に掲げる。

 1月27日事業方針説明会に臨んだ相生宏之常務執行役員マーケティング本部長は「昨年は市場の伸びを上回り一定の成果が得られ、ブレンド茶購買本数シェアでナンバー1をいただいた。22年はブレンド茶ナンバー1としてブレンド茶のよさを多くの生活者に知ってもらう活動にメインに実施していく」と意欲をのぞかせる。

 この方針の下、「十六茶」の大幅リニューアルを行い3月8日に発売開始された。

 中味は、素材の配合を見直し好評を博しているという“”香ばしく、後味すっきり”の味わいをさらに強化。
 容器は薬瓶や洋酒瓶をモチーフとした新ボトルを採用し「『十六茶』のこだわりや自信を表現した」。
 ラベルにも「特製ブレンド」のロゴを大きく象徴的に記載し「厳選した16素材」「素材ごとの焙煎」「均一なブレンド」などブレンド茶ならではの“こだわり”を表している。

 なお容器素材は引き続き環境配慮素材(PET再生樹脂・バイオマス素材樹脂)を使用した環境にやさしいボトルを採用している。
 ラベルは現行品より薄くし短くすることで1本あたりのCO2排出量が約72%削減され、年間のCO2排出量は約1500トン削減される見込みとなる。