健康診断で昨年の結果を見た医者から「悪玉コレステロールの数値が高い。友人なら治療をすすめるレベル」と言われた。動脈硬化が進行し心筋梗塞や脳梗塞が発症しやすくなるという。「発症した時には手遅れ」と言われ少々恐くなった。
▼「対策はバランスの良い食事と適度な運動か」と訊くと、「それが基本だが、体質的にコレステロールの値が高い人もいるので、その場合は薬で低下させる必要がある」と言う。今年の数値も悪かったら一度病院で診てもらうつもり。
▼高コレステロールの人は、肉の脂肪やバターなど乳脂肪、魚卵、鶏卵、うに、エビ、イカ、レバーなどを食べ過ぎてはいけない。積極的に摂りたいのは魚と大豆で、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸が豊富。魚ではイワシ、サバ、サンマ、アジなど青魚が優秀。
▼みそもコレステロールを低下させる効果があると言われる。また梅干には動脈硬化の発生を抑制する作用がある。血液の流れが滑らかになり発症を予防する。青魚、大豆、梅干を含めた和食で、コレステロール低減に取り組んでみるか。