刻み漬 大容量ニーズへ対応 有力メーカーが市場投入

コロナ禍により消費者の買い物頻度がコロナ以前より減少し、まとめ買いのニーズが高まっている。売場ではまとめ買いに適した大容量アイテムの需要が増している。その中で、刻み漬の有力メーカーが相次いで大容量商品を市場投入した。食卓の名脇役である刻み漬で、昨今の大容量人気に応える。

刻み漬大手のやまうは今春、「ハードカップ(HC)」シリーズを新発売した。これまでユーザーから要望の多かった同社中心商材を大容量のタッパー型容器で商品化した。定番・販促での下段展開も可能なボリュームサイズで、売価アップによる単価売上額増加が期待できる。

同シリーズは「HC お茶漬パリパリ 130g」「同 赤しば漬 130g」「同つぼ漬 130g」「同ピリ辛ごま高菜 130g」「同 国産千切ごま沢庵 140g」の5品。賞味期間は冷蔵で45日と日持ちし、タッパー型容器なので冷蔵庫での保存にも便利。5品とも税別298円。

新進「徳イチ 福神漬」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
新進「徳イチ 福神漬」

刻み漬大手の新進は今春、人気のお買い得シリーズを「徳イチ」シリーズとしてリニューアル発売した。厳選した野菜をていねいに加工し、ご飯のおかずやおつまみに相性抜群。たくさん食べる家族や、刻み漬を毎日食べたい人も満足できる「たっぷりお徳でおいしさイチ推し」のシリーズだ。

同シリーズは、「徳イチ 福神漬 190g」「同しば漬 180g」「同 葉唐きゅうり 160g」「同 青きゅうり漬 180g」「同つぼ漬 170g」の5品。刷新されたパッケージデザインが彩り豊かに売場を演出する。さらに、フック穴付きの袋で、店頭での陳列の幅が広がる。5品とも税別150円。