惣菜メーカーが芋などを素材にした、甘口の包装惣菜を強化している。
マルヤナギ小倉屋は「ひとくちサイズのさつまいも」など、『甘煮』シリーズ3品を春限定パッケージで展開。春を意識した華やかな背景にシズル写真を載せ、弁当などへの利用を促す。
また、シリーズの新商品として「ひとくちサイズのじゃがポテト」を20万パックの数量限定で発売。皮付きの北海道産じゃがいもを使い、焦がしバターしょうゆ風味で仕上げた。115gで小売価格は税別200円。同シリーズの出荷数は前年比131%と大きく伸長しており、同社では「より多くのラインアップで選ぶ楽しさを感じてもらいたい」としている。
フジッコは「徳用さつまいも甘煮」を発売。指定農場で育てた紅あずまを加工、はちみつと三温糖で自然な味付けにし、原料の端まで無駄なく使うSDGsを意識した商品設計とした。300gで価格はオープン。
「家庭内の喫食率が高まる中、さまざまなシーンにおいて家族で満足してもらえる商品。包装惣菜で人気のさつまいもに大容量をラインアップし、さらなる活性化を図りたい」(同社)。