オエノングループの合同酒精は、「ビッグマン」などの焼酎甲類やRTD(缶チューハイ)製品を6月1日出荷分から値上げする。14日に発表した。主原料である粗留アルコールの価格上昇や、燃料費、物流費、アルミ缶など容器包装資材など諸コストの高騰によるもの。
同業では宝酒造も6月からの価格改定を発表しており、これに続く動き。「ビッグマン」「酎ハイ専科」「グランブルー」など焼酎甲類36アイテム60SKUについて参考小売価格を1.1~2.3%程度値上げする。またRTDでは「ニッポンプレミアム」「直球勝負」など28アイテム31SKUの価格を2.1~2.6%程度引き上げる。