東日本大震災から11年。ずいぶん前に用意した防災バッグの中身を確認したら、いくつか消費期限が切れていた。新しく買い替えようと調べていると、種類の豊富さに驚く。防災食といえば、乾パンやアルファ米など主食のイメージが強かったが、ご飯と一緒に食べられるおかず、一息つけるスイーツがあってもよいと思い、いくつかネットで購入した。
▼おかずは「3日分」のセットというもので、レトルトの煮物など3種類が2個ずつ。スイーツでは、ようかんやラスクをはじめ、ケーキの缶詰もあった。
▼今度は期限を切らさないように、年1回のペースで食べながらローリングストックをしていこうと家族で話し合った。期限の心配もあるが、そうやって食べ慣れておけば、いざという時にも安心だと聞いた。
▼災害がなくても、そのうち食べるものだと思えば、さらにバリエーションを増やしておきたいと考えるようになった。先日、量販店で見かけた宇宙食の企画。これも常温保存で期限が長いものが多く有効では。日常の買物でも少し商品の見方が変わった。