サントリー食品インターナショナルは9日、味の素と商標ライセンス契約を締結した「ブレンディ」ボトルコーヒー(無糖・微糖・低糖・オリジナル)を4月5日に新発売すると発表した。
「ブレンディ」ボトルコーヒーは、味の素AGFが1988年から製造・販売しているロングセラー商品。
4月からのサントリー製造・販売にあたり価値向上を図った。
これまでの商品価値や中味の骨格を維持しつつ、サントリー独自の技術と製法でコクと香りを強化。また、ボトル形状を変更し、容量を現行品に比べて50ml増量して950mlサイズへと改めた。
刷新に伴い出荷価格も改める。
「原材料価格の高騰、特にコーヒー生豆国際相場の高騰といった厳しい市場環境が当面続くことが想定される中、30年以上かけて磨かれてきた『ブレンディ』ボトルコーヒーが持つ価値を鑑み、今回、当社にて味の素AGF製造・販売時の出荷価格を上回る出荷価格を設定した」(サントリー)。
これにより、味の素AGF製造・販売時と比べ、対象商品の実質店頭価格は平均10~20%程度上昇するとサントリーは推測している。