阪急うめだ本店は20日から、日本最大級となるチョコレートの祭典「バレンタインチョコレート博覧会2022」を開催した。
「チョコでつながる、しあわせ」をテーマに、約300ブランド・3千種類をラインアップ。9階のメーン会場に加えて、地下1階から11階までの10フロア14か所でサテライトショップを展開して、全館をあげてバレンタイン商戦を打ち出した。先行してインターネットでは昨年12月1日から販売を開始。販売目標は売場、ネット総計で前年比110%を計画する。
9階アートステージでは初企画となる「コミューナルチョコ」売場を設けて、地域の食材や伝統を楽しめるチョコレート16ブランドを紹介した。初出店の岡山県倉敷市の「はれもけも」は、カカオ豆の焙煎からチョコレート製造まで一貫して行うBean to Barにて無添加、手作りにこだわった商品を販売する。バレンタインに合わせて甘味が特徴の倉敷みかんと人気商品をかけ合わせた「カカオと焼きみかんのバスクチーズケーキ」などを陳列。
また祝祭広場の「カカオワールド」では、産地ごとの異なるカカオの魅力を発信するブランドをクローズアップ。世界でも珍しいホワイトチョコのBean to Barを展開する「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」などが出店した。
このほか、売場で人気のソフトクリーム類など即食スイーツがコロナ感染拡大の影響で販売できないことから、今回カップアイスや出来たてのフィナンシェなどの品ぞろえを強化。また各階に併設したカフェでパフェ類を充実して、バレンタイン商戦を盛り上げる。