家庭の消費増、大きな支えに 日本乳業協会 本郷秀毅常務理事

新型コロナウイルス感染症はあらゆる産業に影響を与えている。昨春は臨時休校措置により飲用牛乳需要の約1割を占める学校給食用牛乳が供給停止となった。

入国制限により、インバウンド需要は壊滅的な状況となっている。外食自粛などによりホテル、レストランなどでの乳製品の需要も大きく減少している。

水道の蛇口を閉めるように、牛からの搾乳を止めることはできない。生産された乳は一滴もムダにすることなく、工場をフル稼働し、バター、脱脂粉乳など保存性の高い乳製品の生産に仕向けられている。

このような中、業務用需要の減少を埋めるには至らないが、家庭での消費増が酪農家、乳業メーカーの大きな支えとなっている。